僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
「そんなバイトした程度のお金で何ができる?」


「そうかもしれんけど、いっぱい働けば・・・」


「おまえは学生やろ!!
学生の本分は勉強や、働くことじゃない!」


「ううっ・・・」


柊哉は何も言い返せず言葉を詰まらせる。


「第一、高校生のおまえにそんなことさせて、
相手の人は何にも思ってないんか?
勉強を疎かにさせて、バイトさせて、
相手は何も思ってないんか?」


!?


私が柊哉にバイトさせている・・・?


そうか、柊哉は私とのことを考えて
バイトしようとしてるんや?


私のために・・・


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