僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
「おっす柊哉!」


学校に向かう途中、後ろから宣弘が
いつものハイテンションで声を掛けて来た。


「おう、宣弘!!昨日はありがとうな」


「おう、ええってことよ。
ってか、家は大丈夫か?」


「えっ!?」


「昨日、ファミレスの店長から電話あって、
なんか柊哉の家、親がバイトすること
よく思ってないみたいやって言ってたぞ、
そうなんか?」


「あっ、うん・・・」


「そうかぁ・・・で、どするんや?」


「やるよ、お金いるしな」


「そっか。 じゃあ、今日電話しとけよ、
シフトのことで決めたいことあるらしいから」


あっ、そう言えば母さんがそんなこと言ってたな。


「わかった、ありがとう」


昨日はできんかったからな、放課後にでもせなあかんな。



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