僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
「弥夜、誰がアホ二人やってぇ~?」


柊哉の後ろから宣弘が顔を覗かせた。


「あんたや、あんた」


「はぁ~? 何やとこのぺチャパイがぁ!」


「ぺチャパ・・・って・・・」


弥夜は顔を赤くしながら咄嗟に胸を隠す。


「いや、弥夜は結構胸あるで。」


「はぁ!?」


「!?」


すると突然、柊哉がそんなことを言うもんだから、
弥夜と宣弘は柊哉を見て固まった。


「んんっ!?」


「あ、あほぉー!」


弥夜は柊哉の頭をパシッと叩いた。


「えっ? あっ・・・」


俺、何言ってるねん!


俺はこの前、弥夜の立派な胸の谷間を見たばかり、
そのせいでつい口に出してしまった。


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