僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
四人はなんとか遅刻せずに間に合った。


「よかったぁ~・・・」


俺たちはそれぞれに自分の席に着く。


「ナイスフォローやろ?」


晃がニヤリと笑った。


「ああ、助かった・・・」


はっ!?


「ってことは柊哉、ホンマに弥夜の胸見たんか?」


「えっ!?」


晃の誘導尋問かよ・・・


柊哉の額から嫌な汗が流れる。


「大丈夫、宣弘には黙っててやるから。
もちろん彩菜さんにも」


晃には敵わない・・・


俺は家に誘われ胸の谷間だけを見たことを正直に話した。


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