僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
「柊哉。」


「弥夜・・・」


弥夜にまで迷惑かけて・・・


「弥夜、ホンマにすまん・・・」


「柊哉、彩菜のとこ行かないの?」


「えっ!?」


「彩菜、2時台一本目の新幹線に乗るみたいやで」


「新幹線・・・?」


「弥夜、なんでそれを?」


「さっき彩菜たちが言ってた。
柊哉、どうするん?」


「弥夜、状況考えろよ?」


晃が何を言ってるやとばかり弥夜に詰め寄ると、
柊哉は走り出していた。


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