僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
「彩菜・・・」


柊哉は力なくその場にへたり込む。


「彩菜・・・」


目からポタポタと涙がこぼれ落ちた。


うそや、うそや・・・


「柊哉・・・」


そんな柊哉の背中をあたたかいものが覆った。


「もういいよ、柊哉・・・帰ろう?」


「ううっ・・・」


「帰ろう・・・」


弥夜は柊哉の背中をぎゅっと抱きしめ続けた。


そして彩菜は・・・


「柊哉・・・柊哉・・・
ごめんね、柊哉・・・」


柊哉を想い、一人新幹線の中で泣き崩れた。


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