僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
「えっ!?」


な、なんや・・・?

なんやこれ!?


柊哉は珍しいものでもみたかのように目を見開き固まった。


「何? 私の顔に何か付いてる?」


「彩菜・・・?」


「そうだよ」


フフッと笑いながら答える彩菜。


これは現実か?


「な、なんで・・・?」


「なんでって、柊哉がなかなか起きてこないから、
起こしに来たんやん」


「・・・・・」


柊哉の頭の中で状況が理解できない。


「ほら、早く起きて! 
学校遅刻するよ?」


彩菜は柊哉の布団を奪い取り、
柊哉の腕を引っ張って起こした。


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