僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
そんなお兄ちゃんにもいつしか彼女ができた、
少し寂しかったけど、私は嬉しかった。

だってお兄ちゃんが本当に幸せそうに笑っていたから。

お兄ちゃんのそんな顔を見てると
私まで幸せな気持ちになれたから。


でもお兄ちゃんは彼女が出来てからも
私と遊んでくれたんだ、
毎日のご飯も食べに来てくれたし、
休みに日は彼女さんと一緒に
私のところへ遊びに来てくれた。


二人でデートしたいだろうに、
私を心配して来てくれて、
本当にやさしいお兄ちゃん。


彼女さんも『まるで妹みたい。』
そう言っていつも私にやさしくしてくれた。

大好きなお兄ちゃんに大好きな彼女さん、
私は二人に遊んでもらってすごく幸せだった。


この二人の幸せがずっと続いてほしい、
そう願ったんだ。


なのに、二人は別れてしまった、
そう、あの女、秋篠彩菜のせいで・・・

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