僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
私は数日前、夜遅くに酔って
柊哉の部屋に上がり込んだ。
柊哉はいつものように私が
愚痴を吐きに来たのだと思ったのだろう、
呆れながらも私の相手をしてくれた。


空回って陽気に振舞う私。
そんな私の異変に気付いたのだろう、
柊哉は心配そうに私の顔を覗き込む。


そんな柊哉の顔を見てたら、
やさしく名前を呼ばれた、
涙が込み上げてきて・・・
我慢してたのに、
辛さは見せないって決めてたのに、

なのに・・・なのに・・・


私は柊哉の前で泣いてしまったんだ。


柊哉は慌てたかもしれない、
でもやさしい目で私に問いかけてくれる。
心配してくれている。


だから・・・もう、止まらなくて・・・

泣いてしまって、抱きついて、キスしてしまった。


そして、あんなことを・・・


ごめんね、柊哉。


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