花と雨の恋物語【短】
「あっ・・・・ごめん!そんな話、興味ないかっ。何だか変だな・・・私。じゃあ、また」
そう言って花さんは立ち去ってしまった。
俺は後も追いかけられず、だたその場に居続けるしかなかった。
「うーーーーい、村上ちゃん。女泣かせちゃまずいっしょ!!」
「な、永山・・・・!」
タイミングを見計らったかのように突然現れた永山。
「泣かせてねぇし・・・・。何だよ?見てたの?}
「ん~、ちょっとな。あれから彼女が気になってさ」
「は??それどういう意味?」
それはやっぱり好きって意味・・・・・?
「んふふふふふ♪それはご想像にお任せしま~す。・・・・・ってのは冗談で(笑)
昨日、花ちゃんと何話してたかお前に教えてやろうと思って。気になって気になって仕方ないんだろぉ??」
意味分からないことばっかり言う永山。
「な・・・・・・・何だよ、お前。全然気になってなんかないし。お前だってす、好きなんだろ・・・その、花さんが」