花と雨の恋物語【短】
俺も訳が分からず、変なことを口走ってしまった。
「え?俺が??
お前が、愛おしくてたまりません!って顔して見つめてる彼女の事を?そんなサイテーなこといわねぇよ(笑)
あ・・・もしかしてお前・・・・・」
にや~と笑う永山。
「な・・・なんだよ・・」
「お前、やきもちだろぉぉぉ~~~!昨日の、俺と花ちゃん目撃して、それがショックだったんだろぉぉぉぉぉ~~~~!?」
「なっ・・・・・・!!!!」
永山の言ってることに間違えがなさずぎて。
次第に自分の顔が熱くなっていることに気付く。
「うわうわうわうわ。図星?なにお前、俺の事信用してなかったんだ~、僕ショック。」
「お、おい・・・悪かったって・・・永山ぁ~」
縮こまる永山に、必死で謝る。
「だ~~~~。世話が焼ける坊ちゃまだこと!!いいから、座れ!!」
永山からそう言われ、素直に座る。
「よろしい。」