花と雨の恋物語【短】
第五章:5年後
大学を卒業し、俺は体育教師になった。
日々の生活に追われとくかく大変な毎日。
だけど、いつだって癒しがそこにある。
「花さ~ん。今日は俺がごはん作るよ♪」
「うわ~!珍しい!!なに作ってくれるの??」
「ん~。カレー♪」
「いいね~!私はなにを手伝えばいいの?」
花さんはいつだって優しい。
ほんとに花のようだ。
「いいよ!俺が作るの!女の人は、台所立ち入り禁止」
「なにそれ~?(笑)」
なんて冗談を言って、花さんを台所へは入らせないようにする。
だって今日は俺にとっての一大イベント。
きっと大切な日になるんだ。