王子様と恋したい
次に口を開いたのは、銀髪をした男。
なんか異様にフェロモンたっぷりだ。
「優~女のコには優しくしなきゃだめだぞ~。なぁ、今から俺と気持ちイイことしない?」
耳元でフェロモンたっぷりな低い声を出され、正直寒気がした。
「こらー!!2人とも〜!女の子困っちゃってるじゃん~!ねっ?」
わたしを抱きしめて首を傾げる可愛い薄茶髪のパーマの男の子。
「こら、抱きしめられて固まっていますよ?」
冷静に抱きしめていた男の襟を持ち、引き離してくれた黒髪のメガネ男。
「・・・・」
そして、終始無言な金髪男。