ルーツ
「はい、警視に一任するとの
お言葉をいただきました」



横田の言葉を聞き、大きくうなずいた
平野は、椅子から立ちあがった。



「わかりました。
では、行きましょうか。彼のもとへ


彼も私たちを待ちわびているでしょう」



平野は横田から受け取った書類を
開いて確認をする。

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