sweet brother



再び陽南の服に手をかけると



またもや止められた。




「なんだよ…」


「こ、ここで…する、の…?」


「だめ?」


「だって…恥ずかしいもん。」


「陽南初めて?」


「えっ…うん…///なんかごめん…」


「なんで」


「だって…おに…じゃなくて、朝陽はしたことあるでしょ?」


「は?ないし」


「え⁉」


「言っとくけどキスも陽南が初めて。陽南のこと好きなのに他の子とできるわけないだろ。」



これは本当にない。



付き合ってるってだけで

カップルらしいことはしたことない。





「……。そう、なの?」


「そう。だから俺は今すぐ抱きたい。18年も待ったんだからな。」


「うぅ…でもやっぱ恥ずかしいよぉ…」


「ベッドならいいの?」




俺の質問に


コクコクと頷く。




俺には違いがわかんねぇけど


陽南がそうしたいならいっか。
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