sweet brother



「そ、そうだよね…入る、けど…」


「けど?」





なんだかフェロモンむんむんな朝陽の瞳が


一緒に入るよな?


と無言の圧力を…。






う゛ー





「い…一緒には…」


「一緒には?」


「入れません…よね?」




何聞いちゃってんだ自分!


そんなの絶対…




「さぁねー」





ふふふ、と笑って


私の背中が壁にあたる。




目の前には朝陽の顔。




…動けないです。
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