sweet brother
俺とは反対側のはじっこに
背を向けてちょこんと浸かる。
こっち見ないとかなぁ…
濡れたうなじが
俺をそそる。
抑えきれなくて
いや、抑えるつもりなんてなかったけど
後ろから陽南を抱きしめた。
一応タオルは巻いてるし問題ない。
と、思ったのに
陽南は逃げようとジタバタする。
くそ…やっぱ素直じゃない
足も手も駆使して
陽南を捕らえた。
それでも暴れるから
ハラリ…
「…きゃっ!」
陽南のタオルがとれた。