彼氏と彼女の抱く絶対的な秘密。
「おつかれー、友紀」
「大丈夫ー?大変だな、怪我とかしてねェな?」
叫びながら教室に戻ると、元凶ブラザーズが待ち構えていた。
紗恋ちゃんとのペアネックレスを眺めながら他人事のように言ってくるとーさん。
一応心配はしてくれてるものの、自分のせいだと気付いてなさそうなカズにい。
『何よ他人事みたいにぃぃぃーーーー!!!』
「うっさいわね友紀ィ」
『なによまーさんまでええっ!!ホント皆極悪非道なんだからァァァァ!!』
「友紀が女子共にいじめられてビクってる姿…
――――――――ゾクゾクしちゃう」
『まーさん怖いよォォォォォッ!?』