〜一方通行の恋〜
もぉ…だいたい暁希が余計なこと言うからこんなことに鳴ったんだからねっ!!って心の中で呟きながら暁希の方睨んだら…

…………こっち見てたあ!!!!
ばっちり目があったよ、どーしよう…………………なんかもう目で
『あ゙!?』
って訴えてるもん…恐ろしや、恐ろしや、
そーいえば1人で有名な暴走族潰したんだよね〜、まったくどんな奴だよっ!!
ま、噂だからほんとかどうかもわかんないんだけど…



暁希って中学でも今みたいに荒れてたのかな…?
「…はっ!」
私はなにを暁希の事ばっかり考えてるんだ??

「ありがとな、魅笠」
「え?」
なんか急に先生にお礼言われちゃった、、
「じゃーあと男子でクラス委員長やってくれる人〜!」

……はぃ〜〜!!?
って事はさっきのお礼って『クラス委員長やってくれてありがとう』ってこと?!

オーノ〜……

「俺、俺やる」
ひとり堂々と立候補した人を見ると案の定、暁希くんが手を挙げてらっしゃいました。
暁希が手を挙げた事にみんなビックリしてクラスの中はざわざわ。

「お、おぉ…斬藤やってくれるのか。じゃあ頼んだぞ?」
「ぉぅ、任せとけ」
なんかやる気満々だしさぁ…
「じゃあ委員長2人は放課後職員室に来るようにな、じゃあ今日も1日頑張ろう!HR終わりっ! かいさ~ん」



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