〜一方通行の恋〜
「だよね~! 魅笠って苗字珍しいなぁって思ってさ」
「ぁ、あ~確かに苗字一緒の人会ったことないなぁ、でも鬼新って苗字も珍しいよね?」
「まぁ~ね~!ってか名前覚えててくれたんだ!」
「ぅ、うん!あの、斬藤って人起こしてたから」
「あ~、暁希ね、アイツは幼稚園からの幼馴染みでね、家も近所でず~っと一緒にいたんだよね」
あらまぁ、こんな正反対の2人が幼馴染みか…びっくり!
「そーだったんだ!なんかチャラそうだったから仲いいの意外だな」
「そーかなぁ、暁希、普段はあんなんだから女子もチャラいのしか寄って来ないけど、案外ってか普通にいい奴だし優しいよ?」
へぇ…あ、さっきも
『ん、どーいたしまして』
って…いやいや、でもあんくらいで、ねぇ?
「俺もちょっとは愛想よくしろって言ってんだけどねぇ…」
「それは私も思った!!だって目あうとなんか睨みつけられてんのかと思うほど目力あるんだもん!」
そー言うと輝夜くんもクスクス笑いながら
「だよな~!暁希に言い聞かせとくよ」
「え、やめてやめて!!何されるかわかんないしっ!」
「わかったわかった!」
輝夜くんいい人だなぁ… 私やっぱり輝夜くんの事好きなんだ…
この時、多分私も誰1人でさえ、気付かなかった…斬藤暁希が、私を見つめていた事を。そして輝夜くんも、梛咲を見つめていた…
「ぁ、あ~確かに苗字一緒の人会ったことないなぁ、でも鬼新って苗字も珍しいよね?」
「まぁ~ね~!ってか名前覚えててくれたんだ!」
「ぅ、うん!あの、斬藤って人起こしてたから」
「あ~、暁希ね、アイツは幼稚園からの幼馴染みでね、家も近所でず~っと一緒にいたんだよね」
あらまぁ、こんな正反対の2人が幼馴染みか…びっくり!
「そーだったんだ!なんかチャラそうだったから仲いいの意外だな」
「そーかなぁ、暁希、普段はあんなんだから女子もチャラいのしか寄って来ないけど、案外ってか普通にいい奴だし優しいよ?」
へぇ…あ、さっきも
『ん、どーいたしまして』
って…いやいや、でもあんくらいで、ねぇ?
「俺もちょっとは愛想よくしろって言ってんだけどねぇ…」
「それは私も思った!!だって目あうとなんか睨みつけられてんのかと思うほど目力あるんだもん!」
そー言うと輝夜くんもクスクス笑いながら
「だよな~!暁希に言い聞かせとくよ」
「え、やめてやめて!!何されるかわかんないしっ!」
「わかったわかった!」
輝夜くんいい人だなぁ… 私やっぱり輝夜くんの事好きなんだ…
この時、多分私も誰1人でさえ、気付かなかった…斬藤暁希が、私を見つめていた事を。そして輝夜くんも、梛咲を見つめていた…