ハツコイ*
「じゃぁ俺のよこ座ってー、“姫チャン”」ニコッ


.....。


な、な、な


なんでこいつがこんなとこいんのよ!?!?!?!?


「俺一ノ瀬蓮、初めてこの店きてさー!
君見てかわいかったから指名しちゃったよ~」ニコッ


「あ、ありがとうございます~」ニコッ


営業スマイル営業スマイル....!!!


「姫チャンいくつなの~??」


こっここで聞く!?


「19歳ですっ」ニコッ


「へぇー、もっと若く見えるけどなぁ~?
ほんとに19~??」


なによ!!同じ学校で同じ学年なんだから


16ってしってるでしょ!!!!


むっかつく~~~~....


「どうしたの~?黙りこんじゃって~」


「あ、いえ、なんでもありませんっ」ニコッ


プルルルルルル...


蓮の携帯が鳴った。


「あ、ちょっとまっててね~?」


しばらくして蓮が戻ってきた。


「ごめんね~、俺仕事に呼ばれちゃったから
いかなきゃ~残念~」


「そ、そうなんですか~、アタシも残念です~」


そして蓮が耳元で囁いた


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