TRICK of FATE ~キミと出会えたコト~




「マジかよ!!」





俺の机にバンッと手を着いて叫ぶ秀。





「ああ。マジだけど?」




「うそだろ~?」




頭を抱える秀。





俺は凛とのコトを秀にすべて明かした。




おそらくこのコトを全然知らなかったのはこういうコトに全く興味がない秀ぐらいしかいないらしく




学校中の女子が俺と凛のコトを噂している






こういうのがうっとうしいんだよな…





「別に付き合う必要ねーじゃんかよ~
どうせ今までどおりお遊びだろ?」




「ちげーよ
凛は…他の女とはちげーよ」




俺は頭をクシャっとかいた。




「は?おまっ…春まさか、
マジになってんのかよ?!」




「さっ、さぁな」




凛のコトんなるとなんか調子狂う…




俺は教室を出た。




廊下にいる女子が騒ぐ





うるせぇだまれ…





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