記憶のパズル-あなたの温もりを頼りに-
とうとう葵は連行された…
柊也くんと葵と…
えっと…あの人は…
葵の彼氏の樹くんだ!
あ、あたし一人になっちゃった。
そう思うと少し寂しかった。
「朱音ちゃん」
「はい」
「俺、松原悠哉。
よろしくね♪」
「よろしくっ」
悠哉くん。
この人も仲良かったのかな?
なんか笑顔が綺麗な人だなぁ…
「あの、悠哉くんとあたしは仲良かったの?」
すると突然悠哉くんはあたしに近づいて
耳元で囁いた。
「そんなの、朱音次第♪」
ドキッ…