記憶のパズル-あなたの温もりを頼りに-
「朱音、今日どっか行かない?」
「どこいくの?」
「んー…あのモールに行こうかなーって」
「わぁ、行く!」
「よし、じゃあまた後でな」
ポンポン
悠哉は優しく頭を撫でてくれる。
そしてあたしの顔は赤くなる…
「朱音朱音ー!」
「キャッ!葵かぁー笑」
「今日、あたしと一緒にショッピング行こ!」
「あ、ごめんね…
今日は悠哉と約束しちゃった♪」
「そ、そっかぁ…
もしかして朱音、松原のこと好きなの?」
「え……//」