記憶のパズル-あなたの温もりを頼りに-
*Shuya*
ギューーッ
「ちょ、朱音ー…」
可愛いこと言ったあげく、
抱きつくなんて…
俺だって男なんだぞ?
こんなに優しくて…
純粋で天然で…
かわいい彼女。
ぜってー俺が幸せにしてやる。
「柊ちゃん、大好きだよ?」
「なんだよいきなり。
俺も朱音が大好きだよ」
チュッ
俺は朱音に優しくキスをして、
歩き出した。
そう、ここまではいつもと変わらない。
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