記憶のパズル-あなたの温もりを頼りに-

――――――――――
――――――

高2の春


あたしと悠哉は前よりも遠くへデートするようになっていた。


この日は遊園地に来ていた。




ここ何か懐かしいなー…



そう思うのに…



分からない。



小学生までの記憶はあるのに

その時に来た記憶はない。



中学生になってから来たのかな?



「朱音!お前はいつもボケッとしてるよなー
気を付けろ?」


「ごめんなさい…」


「朱音、かわいっ」
< 45 / 87 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop