記憶のパズル-あなたの温もりを頼りに-

「朱音……


幸せになれよ」



柊也くんが泣いてる…



♪♪~♪♪~



「きゃっ!」



「っ!!
…朱音?」



「しゅ、柊也くん!」



「いつからここにいたんだ?」



「え、いいい今!
ちょうどね、えへへ」



「そっか
無理すんなよ」



クシャ



また、柊也くんの大きな手に頭をなでられた。



柊也くんはあたしの忘れた時間を知ってるの?



「しゅ、柊也くん!」



「ん?」



っ……
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