記憶のパズル-あなたの温もりを頼りに-



あたしは目に涙をためて


「ちょっと探してくる!」


当然探しに行った


「じゃあ俺も…」


「すぐ戻るから♪

柊ちゃんはそこで待ってて!」



あたしはベンチに座っている柊ちゃんにこう言い残して来た道を戻っていった。


あー、珍しく雪が降ったなーって


ホワイトクリスマスなんて最高だなーって


のんきにそんなことを考えてたあたしは


不注意だったんだ。


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