片想いゲーム
「そっか。じゃぁ言いたい時になんでも言うんだぞ。」
すごい笑顔で私を見つめる。
私は、無理に笑顔を作って
「うん、ありがとう!」
と言った。
あ、そういえば、私、お財布ちゃんと持ってきたっけ。
そう思い、スクバを覗いてみた。
そしたら、、、
「ない! お財布が! なーーーーーーーーーーーい!!!」
驚きのあまりまた目が飛び出そうになったけど、抑えたおかげで大丈夫だった。
「えーーーーーーー!?!?!?!? どーするんだ!?」
「ちょ、ちょっと教室行ってみる!」
私は、すぐベンチを立ち走って教室へといった。
朋ちゃんを待たせるわけにはいかないから。