片想いゲーム
そして、私達は学校につき、急いで体育館に向かった。
「ここの体育館広いよねー♪」
「っていうより、もはやドームだがな。」
そう。私達の学校の体育館は1階がコート。
2階、3階が、観客席となっている。
ここでよく、芸能人がライブをするときがある。
その時、みんな見たくて、外で声を聞いてたりする。
芸能人ってすごいなぁって思う。
「あ、試合始まったよ!」
あ、野宮くん、でてる。
先輩たちより先にでてる。
五十嵐くんと木月くんも。
「五十嵐くーん♪」
「がんばれー! 木月ー!!」
「野宮くーん♡」
いろんな歓声が聞こえる。
野宮くんのファン、一番多そうだなぁ。
って、また野宮くんのこと考えてる。
バカバカバカ!
「菜乃葉。野宮、さっきから、シュート入ってないぞ?」
「え、うそ!?」
私はコートをみた。
それと同時に野宮くんはシュートをうっていた。
「ガコン。」
シュートは入らず、相手チームにボールをとられてしまった。