夏休みのとある1日
夏休みのとある1日






「じゃあ、失礼しまーす」


「おぉ。ご苦労様」


蝉がミンミンと騒がしく鳴いている日が続く夏休み。


この暑い中、私、藤沢 実菜 (ふじさわ みな) は担任に提出物を渡すため学校に来て、今職員室を後にした。


……課題やるか。


職員室に行ったときにお願いして借りた図書室の鍵を持って、図書室に向かった。


せっかく学校に来たのだから、集中しやすい図書室に寄って少しでも課題を終わらせようと思っていた。


家に帰ったらダラダラしそうだし……


図書室に着き、鍵を開けドアを開くと、むわっとした空気がきた。

うっ……やっぱり暑い。


そう思い、すぐに冷房をつけた。


よし、やろう。


バッグを置き、数学の課題を出して、早速取りかかった。














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