好きになったのは、一匹狼でした。
気になる女と、変な女~梶野サイド~
「………ふわぁ」
どうしてもこの眠気は我慢できなくて。
今日は一日昼寝の時間にしようと思ったんだけど。
「……うざい」
許可なく俺の部屋に入って、ニヤニヤ笑っているヤツが一名。
「土田、今日は行かねーっつったろ」
「聞いたよー。だから、こうして部屋にまで出向いてやったんだろ」
誰も来てくれなんて頼んでねーし。