好きになったのは、一匹狼でした。
腕の中でドキドキです
「お前、何してんの」
さらに茶髪のチャラ男くんに頭をグリグリ遊ばれていると、
タイミングの悪いことに、低い声のあの人が登場した。
「梶野くん!?」
不機嫌さマックスの様子の梶野くん。
やっぱり梶野くんと一緒にいたんじゃん。
茶髪のチャラ男くんも、梶野くんと一緒にいたなら言ってくれればよかったのに。
まだヘラヘラ笑っている茶髪のチャラ男くんを
横目でキッと睨んだ。