好きになったのは、一匹狼でした。



「お前さ、俺のこと好きなんじゃなかったの」


「え……?」


「なのに、なんで他の男と仲良くしてんの」


「そんな、仲良くなんて……」



してない。


それは、茶髪のチャラ男くんが勝手に……




「ムカつくけど。でも、好き」



好きばっかり連発されて、くすぐったい感覚を覚えた。





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