好きになったのは、一匹狼でした。



「今“はよ”って言った!」


「まあ、まずは挨拶するだろうよ」


「しかも名前呼ばれた!」


「そりゃあ、名前呼ばなきゃ誰に言ったか分からないし」


「どうしよう!ヤバいくらいキュンキュンしてる!」


「………」



興奮しすぎたせいか、何も反応してくれなくなってしまったモモちゃん。


それでもあたしの興奮は冷めやまなくて。






< 199 / 225 >

この作品をシェア

pagetop