好きになったのは、一匹狼でした。



陽気なモモちゃんからの鼻歌を聞きながら、


以前に不良たちがいたゲーセンの前を通った。



その時。





「………!?も、ももも……!」



視界にある人物が入り、モモちゃんを呼ぼうとしたんだけど、


驚きのあまり、言葉にならない。




「若菜?何言ってんの?大丈夫?」



しまいには、モモちゃんに心配される始末。




「もももも……ちゃ!」






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