好きになったのは、一匹狼でした。
彼のお友達
「あっ、あの人が梶野の待ってた人みたい」
「あの茶髪でチャラチャラした人?梶野くんのお友達かなぁ」
あれから数分経った頃に、梶野くんが待っていたであろう人が現れた。
茶髪で、なんかヘラヘラ笑ってて……
梶野くんとは真逆の性格っぽい男の人。
「へぇ、梶野って友達いたんだ」
「梶野くん優しいもん。友達くらいいるよ」
「はいはい。なんか面白そうだから、もうちょっと近づいてみよう」
逆に今度はモモちゃんがやる気を出してしまって、
面白そうに彼らに気付かれないように近づいて行った。