Only One──君は特別な人──
服を脱がされると、貴広は例えようのない快感と刺激をもたらしてくれた。

あたしの体は交わる前に絶頂を迎えた。


「──今度は貴広を気持ちよくしてあげるね」

「もえが嫌なら無理しなくていいんだよ?」

「してないよ」


そう言って、あたしは貴広の体を攻めていった。

「はぁ…。気持ちいい」

時折、聞こえる吐息混じりの声がたまらない。

自分の舌と手で彼氏が気持ちよくなっていく姿は堪らなく嬉しい。


しばらくして貴広は、「もう限界…」──独り言の様に呟き、あたしを寝かせた。

そして、2人は繋がった。




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