双子相愛-そうしそうあい-【完】
そんな時前から
明奈たちが歩いてきた。
まさに仕組まれたように…。
「先生には関係ないでしょ?
ほっといてもらえます?
あたしに構ってるヒマあるなら
仕事しろっつーの…」
あたしは吐き捨てるように
先生に言った。
「は?!
先生に向かって何言ってんの?」
明奈があたしにつかかってきた。
「何が?」
あたしはみんなとケンカしたい訳じゃない。
なのになんでこうなるんだろう…
神様はほんと意地悪だ。