双子相愛-そうしそうあい-【完】


「お前さ…
 なんて聞いてるか知らねぇけど…

 良い訳みてぇに聞こえるけど…
 聞いてくれねぇか?」



あたしは小さくうなずいた。



「まずにこれだけ…
 お前らは汚れた生まれじゃねぇよ」



「…え?」



あたしはその言葉に
驚きを隠せなかった。



恨むべき相手なのに…
こいつが自分の欲求の為にレイプしたから…



そう思ってたのに…――――



< 159 / 200 >

この作品をシェア

pagetop