双子相愛-そうしそうあい-【完】


「俺のことなんて誰も
 かばってくれねぇし


 どうでもいいと思って
 諦めてた時に彼女にあった。


 彼女のおかげで
 サツ送りにはならなかった。


 それから俺と彼女は付き合いだした。
 休日もダチと遊ぶより彼女を優先した


 何よりも大事にした。」



そう話す五十嵐の表情は優しくて
ウソをついてるようには見えなかった。



< 164 / 200 >

この作品をシェア

pagetop