双子相愛-そうしそうあい-【完】


「とっても苦しくて切なくて…
 自分がとっても嫌な人に思えた。


 藤森さまのように旅館ではなく
 私の家に両親がいないときでした。



 気まずくて気まずくて
 でも一緒に居たくて…大好きで…。


 私から彼になんで?って聞いたんです。

 
 そしたら彼「俺に近寄るな」って
 大きな声だして…。


 悲しくて泣いちゃったら彼が慌てて
 「ごめん!!緊張しちゃって…」


 って謝ってきたんです。」


緊張…?




 
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