双子相愛-そうしそうあい-【完】


「ちょ…お前何してんだよ!!」



後ろから聞きなれた声が聞こえた。

そう…大好きな声…。



「玲衣…玲衣!!」



あたしは玲衣の所まで走り
勢いよく抱き着いた。



「…さ…き?」


「うぅ…玲衣…
 れッ…い…」


玲衣を見たとたん溢れ出した涙。


不思議…
あたまがボーっとして


自分が自分じゃなく感じた。


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