双子相愛-そうしそうあい-【完】
「ばーか。
泣くの早ぇんだよ…」
そう言って
優しく触れるだけのキスをした。
瞳にたまった涙は一瞬で
引っ込んでしまった。
そして…
何度も何度も甘いキスをした。
「ん…れぃ…
苦しいって…!!」
流石に息が苦しくなって
玲衣を力いっぱい押した。
「んだよ…
襲ってくれっつったのはおまえだろ?」
「えッ⁈ちょ…れぃ…ん…ぅ…」
そう言ってあたし達は
甘い夜を過ごした。