双子相愛-そうしそうあい-【完】


「たっだいまーー!!
 お母さーん!!キッチン借りる…よって…

 どしたの?二人とも…」 


家に入るとお母さんといつも部屋にいるか
家にいないあさひも何故か


リビングで座っていた。


「あ…あれ?
 あさひ居るってめずらしいね?」


そんなあたしの呼びかけにすら
怖い顔をこっちに向けるだけだった。


「あれ・・2人…ケンカ中?」


リビングには異様な空気が漂っていた。


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