八神 零


エイトは殺し屋界のトップだった。

それが弱い、と思っていた、理解者に……負けた。



キツいだろうな。



……面白い。



「…じゃあ、俺は関係ない、か…。ま、一応謝りに来たよ。ごめんね」

「軽いんじゃネーノ?」

「だって俺のせいじゃないんだろ?じゃ、帰るね」



立ち上がると、待て、と腕を掴まれた。


「話したい事…いろいろあるんだけド」

「俺に?」

「お前しか…聞いてくれる奴いねェ」



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