八神 零


「冗談。俺1人で充分調子に乗れる」


馬鹿にしたように笑えば、素早くバイクから降りた運転手が殴りかかってきた。


「―…大丈夫か、…って大丈夫だナ」


エイトが後ろに下がったけど、別に長引かせないのにな。



「おらっ!」


真っ直ぐストレートにパンチ。

あー、弱い。



「…グァアッ!!……ウッ」


伸びて来た腕を折って、溝に一発。



「俺に触れよう、なんて良い度胸だな」



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