八神 零


呆気に取られたようにポカンとしているエイト。

俺が鼻で笑うと大丈夫か!?と大袈裟に騒いだ。


「大丈夫だよこれくらい」

「これくらいって…これ日本酒20本くらいのアルコール入れてもらってんだぞ!?」

「そんなに入れてもらうな、馬鹿」


新しく俺がグラスに注ぐのを見て、本当に大丈夫と理解したのだろう。
スゲーな、と呟き、エイトが注いでくれた。


「…で、話戻すゾ」

「良いよ」


< 134 / 182 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop