八神 零


「ごめんね、合いに行けなくて。入りたては色々大変だからさ」

「イーヨ、もー。これからは合えるんダロ?」



エイトの言葉に頷き、空になったボトルを掴みながら立ち上がった。


「…俺、アルコールだけ強いのあんまり好きじゃないから、好きなの頼んできてい?」

「ん、良いけど…電話で注文も出来るヨ?」

「直接話したいから」



バーテンダーの事が少し気になるのもあるが、

何より俺は電話が嫌いだから。


< 136 / 182 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop