八神 零


「病院…?」


(あれ?僕落ちたよな?死んでないのか?)



死ぬどころか、身体に全く痛みが無いことに藤森は困惑した。



「ああ、おめでとう。死ななかったな」

「…っ!君っは、人殺しだよ!?死ね、なんて…!」



ガバリと起き上がった藤森は八神に怒鳴る。

運良く、個人部屋だったので、回りの目がなかった。



「は?俺は落ちろと言ったんだ。死ねは言ってない」



< 24 / 182 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop